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受診

さて、突然のダウンの衝撃と、耳鳴りをかかえて、病院へ向かった。
しばらく待って、名前を呼ばれた。

主治医はいつもの笑顔で迎える。

ダウンから、耳鳴りなど、思っていることを次々にしゃべった。
5分程度しゃべり続けていたかもしれない。

その後、医師から返ってきた言葉は
「でも、コントロールできているということですよね。」
「はぁ。」
「前のように、車に乗って事故起こしたり、夜分からなくなって廊下で寝てたりとか。」
「はあ。」
「そんなことは、ないといえますね。」
「はい。」
「それは、コントロールできているということですよね。」

確かにそう言われればそうである。
「でも…」

その後、15分程度話し合っただろうか。
ある結論に達した。

「このまま、何も変えないでいきましょう。」
「よく分かりました。」

結論は何だったのか。
それは、ストレスが知らない間に溜まっていることもある。
その時は、休養する必要がある。
耳鳴りもする。しかし、それは耳をふさいでも、薬を飲んでも治るのではない。

要するに、今までと何も変わらず、適当な休養をとりながら、耳鳴りもするけれど
それはそれで気にしない。
寝られないとしても、そんなに気にしない。
医者も、そのような症状を、治す力はないのだ。

何か力がふうーっと抜けていった。
薬を受け取り、ゆっくりと帰った。


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