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久々のライブ

デビュー以来ずっとファンで、CDも殆ど購入している日本の有名な
女性POPシンガーのライブに行ってきた。(実名は敢えて避けた。)

行きたいとは思っていたのだが、体調を考えると「無理だろう。」と思っていた。
それが、知らない間に妻がチケットを取ってくれていた。

「お父さん、一緒に行こう。」
「行ってみようか。」
久しぶりの2人きりのデートである。

当日になって、「ドタキャン」なんてならなければいいがと思いつつ当日を迎えた。
調子もまずまず。

夕食(久しぶりの外食)の後、会場に入った。
本当に久しぶりのライブ会場だ。
「いい。いい感じだ。」

客席も次第に埋まっていく。

彼女が登場して、ライブが始まった。

感動したの一言である。
妻に、「ありがとう。」と伝えた。

気持ちが晴れたというのではなく、
そういえば、こんな感触久しぶりだな。
この感触が戻ってきたな。
そう思えたことは、自分として満足できる結果であった。

ただ、ちょっと苦言を二つだけ。

私たちの席は、一階の真ん中あたりだった。
着席して、久しぶりのライブ気分に浸れるかなと思っていた。
ところが、最前列から十数列はファンクラブの若い連中が陣取って、
彼女が登場すると、いきなりスタンディングである。

「やめてくれよ。いきなりスタンディングかよ。」と思った。

昔、日比谷の野音のロックコンサートに何度も行ったことがある。
それでもスタンディングは、あるパンクグループが現れたときぐらいだった。
そのグループは、カリスマ的存在だったので、
登場したとたん、ファンが最前列に押し寄せてすごかった。
まあ、それはそれでいいかなという感じだった。

しかし、今回はゆっくり彼女の歌をライブで聞きたいと思ってきているのに、
「それはないだろう。」
「ライブはファンクラブだけのものではない。」
「おいおい、アットホームな感じでこのまま進んでいくのか?」と思っていた。
しかし、彼女が前列の連中を適当にあしらいながら、
淡々とライブを進めてくれたので、よかった。(ちょっと足は疲れたが…)

もう一つは、曲間に叫ぶおっさんである。
(自分も十分おっさんではあるが…)

「この会場をどう思う!」
「今朝何食べた!!」

「おっさんいい加減にしろよ!!!」
「どうでもいいことを、何で叫ぶ???」と不快に思っていた。

がっ

これも、彼女が適当にあしらいながら、淡々と進めてくれたので、
ライブはいい感じで進んだ。

結局のところ、昔の感触が蘇ってきたということは、
何か次のステップに進める自分を実感できたということである。
ただただ、妻に「ありがとう。」である。

ライブの帰り道
「ちょっとコーヒーでも飲んで帰らない?」と妻がいうので、
「寄ってみようか。」と答えて、ファミレスに寄って帰った。

甲田療法では、コーヒーは御法度の品である。
ただ、甲田先生自身は、一日一杯くらいはいいのではないかと
著書の中で書いておられる。

まあ、いずれにしても素敵な夜であった。

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