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抗うつ剤の減薬

西式甲田療法で体調もよくなったし、
以前から精神科の主治医からも減薬の話が出ていたので、
減薬に取り組んでみることにした。

まず、朝夕飲んでいるデパケン100のうち、
夕方のをやめてみた。2週間様子をみるが特に変化はない。

続いて、朝のもやめてみた。
これも2週間様子をみるが特に変化はない。

その後、夕方のトフラニールとレキソタンをやめてみた。
これも2週間様子をみるが特に変化はない。

では、就寝前の4種類の薬について、抗うつ剤の2種類をやめてみた。
但し、これは主治医からやめるなと言われていたことである。
寝付きはよかったが、夜3回目覚めてしまった。
失敗!
主治医の言うとおりであった。

このような減薬をしたのは理由がある。
デパケンは朝動揺して訳が分からなくなるのを抑えるために処方されたものである。
それがなくなったので、この薬から行ってみた。

次に、夕方のトフラニールとレキソタンであるが、
これは就寝前に抗うつ剤を飲むので、十分であろうと考えてのことである。

今のところ、特に調子が悪いとかダウンするということはない。
2日ほど朝遅れて出勤しただけである。
まあこれくらいは誤差範囲内だろう。

結果を主治医に報告すると、
「まあ、それでいきましょう。」という了解を得た。

次は…
うーん、難しいのでしばらくはこれでいくことにした。

以下に、現在の薬の状況を示す。
================================================================
 起床時
  トレドミン25
 朝食後
  トフラニール25+レキソタン2+柴胡桂枝乾姜湯
 昼食後
  トフラニール25+レキソタン2+柴胡桂枝乾姜湯
 就寝前
  フルニトラゼパム1+トレドミン50+アンデプレ50+エバミール1
================================================================
まあ、焦らずゆっくりと取り組んでいこう。
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西式甲田療法

体調が悪いので、ドタキャンしたある日、
長時間妻と話し合いをした。

概略を書くと、
うつの症状が全く進展しないではないか。(妻)
以前と比べればかなりよくなっている。(自分)
食生活を中心にいろいろな健康法などをしているが、
ダウンしているのを見ると、していることが全て無駄なことのように思える。(妻)
ありがたいと思っているが、月に数回くらい休むくらいがちょうどよい。(自分)


その末に、妻から提案されたのが、「西式甲田療法」である。
「一緒にやろう。お父さんと一緒なら私も続けることができると思う。」
決定的な一言であった。

そもそも、「西式健康法」は、私の大叔父が実践していた。
小さい頃、その一端をさせられた覚えがある。
記憶にあるのは、青汁を飲んだり、あぐらをかいて体を左右に揺らす運動…
何か断食をしたような覚えもある。

妻は、ネットや本を通じて、
西式健康法を受け継ぎ、実践を重ね一つの療法として確立した「西式甲田療法」を調べていて、
実践してみたいと考えていたようである。

自分としても、どうにかならないかという気持ちが半分あったので、
正に「渡りに船」である。

少しずつ実践し始め、3月末には専門の病院に家族で行った。
現在実践していることを、時系列に並べると以下のようになる。


・起きたら、「スイマグ」(水酸化マグネシウムを水に混ぜたもの)を飲む。
・○○マシーンという、重たい専用の機械を使って、体を左右に揺らしたり
 仰向けに寝て両手両足をまっすぐ上げ、ベルトをかけてブルブルしたり、
 首と腰にベルトをかけてブルブルする。(約30分)
・青汁を飲む。
(青汁といっても、テレビ通販で売っているものではなく、
 韓国製の工作機械のようなジューサーを使って、
 緑色の葉野菜をブレンドして絞った生の青汁である。)
・柿の葉茶を飲む。(終日)


・赤汁(上に書いたジューサーで、にんじんを絞ったもの)を飲む。
・藍藻類の一種を、乾燥させ錠剤にしたものをかじる。
・ビール酵母から作った、乳白色の錠剤をかじる。


・青汁を飲む。
・玄米を数十グラムハンドミキサーで粉にし、そのまま食べる。
・豆腐を150g食べる。
・昼と同じ錠剤をかじる。


・朝と同じ運動をする。
・20℃くらいの水浴と、42℃くらいの温浴を繰り返す。

日曜日には、寒天断食といって、黒砂糖を水に溶かしたものを寒天で固めたものを、
昼と夕方に食べる。
翌日は、朝玄米重湯、昼~夕少しずつ玄米粒の混ざったものを食べる。

抗うつ剤はそのまま飲んでいる。
実は、3月末に病院に行ったとき、医師から即言われたことは
「抗うつ剤を飲むのを全てやめてください。」だった。
「ただ、すぐにやめるとよくないこともあるので、精神科の主治医と
 よく相談をして、減薬してみてください。」

あれから一ヶ月半くらいになるが、大きく変わったのは、
体重が、16kg減少したことである。
78kgくらいあったのが、現在は62kgくらいである。
ただ、ダイエットをしようとしたのではなく、「西式甲田療法」を実践した、おまけに過ぎない。

減薬については主治医と相談をして、現在少しずつ減らしている。
快調だ。
経過は追って載せていくつもりである。
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二日連続

二日連続して年休を取ってしまった。

昨年の暮れに、主治医とカウンセリングを行ったとき、
「まあ、休めるときは休んで、後は他の人がやってくれるんだから。
 それくらいの気持ちでいればいいんじゃないですか。」
そうしようと考えた。
あまり休むことに対して罪悪感を持たないように心がけていた。

減薬の話も出た。
「昼の薬を少し減らしてみても良いでしょう。
 ただ、寝る前の薬だけは減らしちゃだめですよ。」
睡眠とうつの関係は深いものがあるらしい。

今週は冒頭から、朝起き上がれない。
「こりゃだめだ。」と感じたので、すぐに学校に連絡し、休暇を取った。
その日は、横になりながら時々起きて、パソコンで仕事をする程度にした。
薬を飲み、10時半には寝た。ぐっすり眠れた。

翌朝、朝食を食べ、薬を飲んだ。
ちょっとやばいなぁという感じだった。
思った通り、つい横になってしまい、起き上がれない。
「今日は日課が詰まっているので、休めない。」と思えば思うほど、
体が動こうとはしない。

「やっぱり、休もう。」と決断するまでに、30分くらいかかったが、
学校に電話をした。

「後は、よろしくお願いします。」
無責任だけど、心の中でそう思った。

結局、起き上がったのは11時過ぎで、何とかパソコンに向かい、
仕事ではなく、この記事を書いている。
「まあ、いいか。」
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またまた休暇

初日は、勤務時間終了前に1時間の年休をとった。
カウンセリングに行くつもりだった。
年休を申し出て、休暇簿に記入した。
だが、部活を指導するものが自分しかいなかったので、
結局、棒に振ってしまった。

翌日は、会議の予定が延びて、休暇もとれず。

「やばいな」と思っていた。
「たまってきてるな」と思っていた。

予想どおり、翌朝はダウン。
当日は日課が全て詰まっていたのだが、
どうにもならないので出勤時刻直前に連絡をして休んだ。
しかし、ダウンしてカウンセリングにも行けぬままだった。

翌朝は何とか出勤した。職朝でみんなに次のように伝えた。

「昨日は、大穴を空けて申し訳ありませんでした。
 『もう二度と…』とお約束できないのが苦しいのですが、
  ご容赦ください。」

そう言うしかなかった。

とても悔しくて、とても悲しくてしかたがないけれど、
そう言うしかなかった。

みんな黙って聞いていた。

「どうすればいいんだよぉ~」

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ジレンマスパイラル

仕事ができる人の所には仕事が回ってくる。
そんな言葉を聞いたことがある。

うつになる前は、なるほどそうだろうなあと思っていた。
もちろん、自分に仕事が回ってきたら、
3つ4つの仕事を、時分割でこなしていた。

当然苦にもならなかった。
夜遅くまで職員室に残って仕事をしていた。
夜中の10時、11時は当たり前になっていた。

しかし、あるとき同じ学年を担任した先生からこんなことを言われた。
「先生は夜遅くまで職員室で仕事をしているけど、
 自分は、コーヒー飲んで、だべってる時間があるんだったら、
 やらなきゃならない仕事をさっさと仕上げて、定時には帰るよ。
 遅くまで残って次の日調子が悪くて、授業に支障が出るんなら、
 その方が問題じゃん。」
「確かにそうだ。」と思った。
そこでそれからは、できるだけ空き時間に集中して仕事を片付け、
早く帰るようにした。

ただ、今はコンピュータでいえば、ワンボードコンピュータってところだ。
遅いCPUで、えっちらおっちら、一つずつ仕事を片付けている。
そんなところへ、ジョブがどさどさ舞い込んでくると、
優先順位をつけてやらなければならない。

当然、仕事に遅れが出てくる。
当然、ストレスがたまってくる。
結果、仕事を休む。

愚痴っていると、妻は私にこんなことを言った。
「お父さんは、人が良すぎるんじゃない。できない仕事まで断らずに
 引き受けてしまう。それが積もって結局ストレスをためてるんじゃない。」
「確かにそうだ。」

外見は、右から左へ仕事を片付けているように見えるから、仕事を頼まれるのかな。
「自分は一杯一杯でやってるので、もうこれ以上は能率はあがりません。」
と言いたいけれど、結局遅れ遅れながらもやってしまう。
だから、仕事が回ってくる。

うつのことは、特別に秘密にしているわけではない。みんなに伝えてある。
校長は、だまって見守っていてくれる。
教頭は、「今日は大丈夫かね。」と気遣ってくれる。
これは、非常にありがたい。

他の先生方も、「大丈夫ですか。」とか、
授業に穴を空けたときも、何にも言わずに引き受けてくれる。
これも、とてもありがたいことだ。

それを思うと、仕事を断れない。
ジレンマスパイラルだ。

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再びカウンセリング

土曜日の午前中、月に1度のカウンセリングに行った。

「朝の調子が良くないんです。寝起きはいいんですけど…」
「とにかくもう休めるときは、休みを取ったらいいですよ。
 うつの人はそれでなくてもストレスをため込んでいるんだから。」
「はぁ、でも…」
「まあ、自分はこんな調子なんだということを周りに思わせるんですね。
 この日はどうしても休めないという日はあるかもしれませんが、
 そうでない日は、突然休むことがありますということを…
 それがうつの人の症状なんだから。」

日曜日に地域のイベントがあり、仕事だった。
ほぼ一日つぶれた。
明日はやばいかなと思っていた。

案の定、翌朝は起きられない。
出勤時刻直前に、職場に電話し、今日一日休むことと、
日課の変更について連絡をした。

電話に出てくれた若い同僚の最後の言葉
「お大事にして下さいね。」
何だかおきまり文句だけど、ふーっと気持ちが落ち着いた。

その後、2時間程度ベッドで寝て、やっと起き上がる。
妻が朝食をおいていてくれたので、それを食べる。
何にも言わないけれど、ただ自分の行動を認めてくれている。
それが一番うれしい。

責めるわけでもなく、大丈夫かと聞くわけでもない。
ただ、そっとしておいてくれる。

責められるとストレスになるし、
大丈夫じゃないのに、「大丈夫か?」と聞かれてもどうしようもない。
やはり、そっとしておいてもらえるのが、一番である。
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現実の自分

朝になるとやはりだめだ。
何とかしなければと思えば思うほど、
職場へ行こうという気持ちがなくなっていく。

いつになったら、こんな気持ちから解放されるのだろう。
この仕事をやめたときかな。
死ぬまで続くのかな。

「やろう。」というより
「やらなければならない。」という気持ちが支配している。
そこがネックなんだろうと思う。

「やらなければならない。」という使命感が重くのしかかって、
朝の私を苦しめている。

「できなきゃ、できないでいいじゃないか。」と思える気持ちが、
朝の自分に生まれてくれば、かなり楽になるんじゃないかと思う。

外聞なんか気にせずに、いい加減な自分でいいじゃないか。
そう、それが今の自分にできる最善の方法なんだから。

心の中から「教師たる者、こうあるべきだ。」という気持ちを取り去って、
今の自分に素直に向かい合おう。

こうあるべきだという非現実的な自分像ではなくて、
今の自分はこうなんだという現実的な自分に。
そうすれば、何かから解放されるような、そんな気がする。
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日内変動

また朝がいけない。
1時間の年休を、時々とることが多い。
原因は何だろうと考えるのだが、分からない。
まあ、分かるのならとっくにこんな状態から
抜け出しているはずだ。

たびごとに、「職場のみんなに迷惑をかけるなぁ。」と
考えてしまう。
主治医が言うように、気にせず「調子が悪いので休みます。」
と言えばいいのだろうが、その『気にせず』が難しい。
迷惑のかからないように、できるだけ日課が空いているときに
休んではいるが、あまりにも続くと、気にしないわけにはいかない。

日内変動のギャップが大きいので、
帰る頃にはさっさと片付けて、「失礼します。」で、
それこそ、気にせず帰ってしまう。
そのあたりを、みんながどうとらえているのかがストレスの
一つではある。

何か、出口のない迷路に入り込んだような感じである。
ストレスが出て行くときがない。
いつも、胸のあたりにそれこそストレスの塊があって、
朝になると、急にそれが重くのしかかってくる。

こんな状態になる前は
(仕事)=(やりがい)だった。
でも今は
(仕事)=(やるしかない)→(ストレス)
となってしまっている。
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有給休暇

また今日も学校を休んだ。
仕事があれやこれやと立て込んできたところで、
「やばいかなぁ。」と思っていたところである。
少し早めに起きて、顔を洗い、朝食をとり、スーツに着替えた。
薬も飲んだ。
ところが、それから先が進まない。
「さあ学校へ行こう。」という一歩が出ない。
学校に電話をする。
「ちょっとメンタルな部分で、今日は行けそうにありません。」
ちょうど今日は日課もそれほど詰まってはいなかったので、
課題などの連絡をして、電話を置いた。

ストレスがたまっていることは分かっていたのだが、
いつくるかは、自分にも予測できない。

確かに昨日、決定的なストレスがたまるような出来事があった。
自分の仕事がいったい職場で意味を持っているのだろうか?
そんな思いにさえなった。
言う人は、それほどの思いは無いのだろうと思うのだが…

帰り道、窓を閉めて大声で叫びながら車を運転した。
風呂に入った時も大きな声でワーワー言いながらシャワーを浴びた。
そして、今日である。
「だめだー。」という気持ちしか出てこない。

先日のカウンセリングの際、主治医は
「だめだったら。もうできませんと言って。帰ったらいい。」
と言ってくれた。

「今日は何にもできません。」
そう思ってみることにした。
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詩 その3

以前主治医からこう言われた。
「いつもいつも100点をねらわなくてもいいじゃないですか。」
ふっと、肩の力が抜けるような感じがした。
そんなとき書いた詩です。

50点でいいじゃないか
50点で
いや40点でも30点でもいい
それがその時の自分の精一杯だもの

不思議なことに、調子が悪いときはこの詩を目にしても落ち込むだけ。
しかし、調子がよいときは、「そうだよなぁ」と思ってしまう。
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